Tabula Rasa

イベント準備とは、深く考えること。

11回目の「西川キャンドルナイト」連載は、現理事長がタブララサに巻き込まれるきっかけとなった人物から!
当時、ラサハウス(タブララサ事務所のこと)には毎日誰かがいました。みんな「ただいま〜」って入ってきていたくらい、「家」感が漂っていましたね(笑)。ハチャメチャっぽい空気の中から、何かが生まれる!そんな感じが伝わるのではないでしょうか。

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ここに載せてもらう文章を書くにあたって、自分が「西川キャンドルナイト」に関わっていた2009年〜2014年の事を思い返してみました。

大学生の頃は、お手伝い的な感覚でなんとな〜く関わっていたような。それがあれよあれよと(ここ重要)、コアメンバーとしてがっつり携わるようになっていました。
社会人になって以降の事でよく思い出すのは、キャンドルナイトの開催日が近くなってくると今では考えられないようなスケジュールで動いていた事。仕事の後ラサハウスで深夜まで準備して、その後みんなで明け方まで遊んでラサハウスでシャワーを浴びて出社するみたいな。。いろんな意味で若かったなぁと思うし、あの頃思いっきり遊んでて良かったなぁとも思います。

そして、一番思い出深いのは2012年の「西川キャンドルナイト」。
前年3月に東日本大震災があり、世の中も個人も価値観が大きく変わりつつある中で「西川キャンドルナイト」を開催する意味とは、キャンドルの灯りにどんなメッセージを込めるのか(はたまた何も込めないのか)、といった事を何度もミーティングを繰り返して話し合って、それぞれが持ち帰ってまた考えて…あの時は準備で体力を消耗する事よりも、深く深く物事を思考する事の方が正直辛かった。でも、自分の中で西川キャンドルナイトへの深度が増した事で西川にキャンドルを置く意味も、フライヤーに書く文章もそれまでの数回とは違う捉え方、表現になった事をよく覚えています。その後も何かについて深く考える癖は抜けなかったしそれは今もそうで、ラサに感謝している事の一つです。

昔の出来事を思い出すきっかけになるかなと思って、Facebook、Instagramを遡ってみたら、写真やその時あった面白い出来事、流行ってたワードが沢山出てきてすっごく懐かしかった。”バースデー忍者”とか、”「うちカフェ」の人参サラダ”とか…当時のメンバーと今また集まっても、あの時あぁだった、こうだった、って爆笑出来るんだろうなと思うと、他では得難い経験をタブララサで沢山してこれた事に改めて感謝です。

これからもタブララサと西川キャンドルナイトに沢山の人が関わりながら、末長く続いていくといいなと思います。

亀子
映画と海外ドラマ好き。東京都在住。

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緊急事態宣言が発令され、お家で過ごす日々が続きますが、そんな日々にもちょっとした楽しみを。
5/22(土)は #おうちで西川キャンドルナイト