Tabula Rasa

イベント名

case 3

    1.概要
  • 開催場所 屋外:公園
  • 参加者数(推定) 300〜400人
  • 出店店舗数 5〜10店舗
  • 内容
  • 町内の環境美化の側面でエコスマプロジェクトへ関心を寄せていただいた。 例年イベント後に大量に出るごみの処分が役員間の悩みとなっており、適切な対処ができていない状態だったため、ごみを出さないイベント運営の方針で実験的に取り組むこととした。
  •                  
  • 以前の取り組み
  • ・燃えるごみ/燃えないごみ 2分別で会場内4箇所にごみ箱を配置
    ・飲み終わったカン、ビンは出店者に返すよう呼びかけ
    ・全て使い捨て食器を使用
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  • 今回の取り組み
  • ・会場内には参加者用のごみ箱を設置しなかった。
    ・入り口で参加者全員にごみ持ち帰り用の袋を配布。
    ・一部販売品目でリユース食器を使用(ただし使い捨て容器も併用で選べるようにした)。
    ・事前案内としてマイ食器の持参を呼びかけた。
    ・チラシやwebでの開催案内に「環境配慮の取り組みをしている」内容をアピールした。
    リユース食器の種類と数
  • カップ 小(280ml) 250個
    ごみステーションまたはリユース食器回収運営
  • スタッフ2人
  • スタッフの役割 食器の運搬、調理ブースへの配布、回収ブース設営、食器の回収と呼びかけ、回収した食器の処理
  • サポート実施によるゴミの量の変化
  • ごみ

    ビフォアー

    約75kg(90Lごみ袋25個分)
  • ごみ

    アフター

    約15kg(90Lごみ袋5個分)
    成果
  • 【ごみ持ち帰り袋】
    公園の特徴として出入り口が限られているので、ごみの持ち帰り袋を全員に行き渡らせることができていた。
    イベント後も会場周辺にごみの投棄はなく、持ち帰りに関して混乱は生じていなかった。
    【リユース食器】
    全てをリユースにすることは役員間での同意が得られなかったということで、販売の際に都度「使い捨てとリユース どちらがいいか」を購入者に尋ねていた。途中販売が忙しくなるとほぼ全てを使い捨ての紙コップで販売。しかしそれらの購入者の多くは会場内で食事を済ませていたため、使い捨て容器の使用を控えるという観点の取り組みには改善点が残った。
    また、使用個数に対して紛失の数が目立った。誤ってごみと一緒に持ち帰っている参加者がいないか確認をしていたが、持ち帰り袋が乳白色であったため目視での確認が難しかった。
    【マイ食器】
    実際に持参をした人はいなかった。

    ⇨事前の周知などで改善できる要素は多くあります。
    リユース食器と使い捨て容器を併用するに際し、今回のケースでは販売の担当者内でも混乱があったようです。
    丁寧な説明をしようとした結果問いかけが煩雑になってしまったとのことでしたが、実際は『ここで食べる?持ち帰る?』とだけ確認をすると、購入者はシンプルに回答をしてくれるのです(「ここで食べる」→会場内で完食するためリユース食器で提供可能 「持ち帰る」→帰宅後は容器の返却が困難であるため使い捨て容器で提供)。
    イベント後も会場周辺にごみの投棄はなく、持ち帰りに関して混乱は生じていなかった。
    【リユース食器】
    全てをリユースにすることは役員間での同意が得られなかったということで、販売の際に都度「使い捨てとリユース どちらがいいか」を購入者に尋ねていた。途中販売が忙しくなるとほぼ全てを使い捨ての紙コップで販売。しかしそれらの購入者の多くは会場内で食事を済ませていたため、使い捨て容器の使用を控えるという観点の取り組みには改善点が残った。
    また、使用個数に対して紛失の数が目立った。誤ってごみと一緒に持ち帰っている参加者がいないか確認をしていたが、持ち帰り袋が乳白色であったため目視での確認が難しかった。
    【マイ食器】
    実際に持参をした人はいなかった。

    ⇨事前の周知などで改善できる要素は多くあります。
    リユース食器と使い捨て容器を併用するに際し、今回のケースでは販売の担当者内でも混乱があったようです。
    丁寧な説明をしようとした結果問いかけが煩雑になってしまったとのことでしたが、実際は『ここで食べる?持ち帰る?』とだけ確認をすると、購入者はシンプルに回答をしてくれるのです(「ここで食べる」→会場内で完食するためリユース食器で提供可能 「持ち帰る」→帰宅後は容器の返却が困難であるため使い捨て容器で提供)。