Tabula Rasa

イベント名

case 8

    1.概要
  • 開催場所 屋外:公園
  • 参加者数(推定) 1500~2000人
  • 出店店舗数 30〜40店舗
  • 内容
  • 当日はエコステーションの運営をサポート

    前年度のアンケート調査の段階から「生ごみのたい肥化」に興味を持っていたため、打合せの段階から【岡山県内にある食品廃棄物のリサイクル工場】への見学を共に行うなど、イベントを通して新たな環境配慮ができないかを深く検討した。

    また、会場となる公園での排水規制が例年以上に厳しくなったため、公園の手洗い施設へ食べ残し・飲み残しが排出されないことに細心の注意を払う必要があった。
    参加者が飲食した後の残さいや、出店者から排出される調理排水が公園内の水道設備に捨てられないような対策について、打合せ段階から協議を重ねた。
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  • 以前の取り組み
  • ・燃やすごみ/残さい/ペットボトル/カン/ビン の分別ごみ箱を会場内複数個所に配置。ごみ箱周辺にスタッフの配置はなし。
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  • 今回の取り組み
  • ・分別種類は変更せず、ごみ箱の配置は会場内1カ所にまとめ、エコスマボランティアスタッフを配置
    ・ごみ分別の表記を視覚的にわかりやすく掲示
    ・公園内の排水箇所に食べ残し・飲み残しが排出されないよう、出店者への事前周知と、当日は掲示や設備対策を講じた。また、エコスマボランティアスタッフがそれら設備を常に確認できる位置に立つよう配慮した。
    ・イベント終了後に出店者が公園内で調理排水を流すことのないよう、ごみの集積場所の裏に蓋つきのドラム缶を用意。調理残りなどがある場合にはドラム缶の中に捨てるよう周知をした。
    ごみステーションまたはリユース食器回収運営
  • スタッフ(休憩交代メンバー含む)4人
  • スタッフの役割 エコステーション内でのごみ分別呼びかけ
    ごみ袋の交換と集積所への移動
    排水設備の定期的な確認
  • サポート実施によるゴミの量の変化
  • ごみ

    ビフォアー

    ゴミ袋 約30個 1.5tパッカー車 0.5台分
  • ごみ

    アフター

    燃やすごみ 約50kg(90Lごみ袋23個分)
    ほか、資源化できるものとして
    ・残さい、水分 15.5kg
    ・ペットボトル 3kg
    ・カン 1kg
    ・ビン 4kg が回収された。

    ※ドラム缶へ捨てられた排水の重量は計測することができなかったので含めていません。
    成果
  • 従来はごみ箱を会場内複数箇所に設けていたため、今回の取り組みでごみの回収場所を1箇所にまとめることに主催者側は不安を感じていたが、イベント終了後会場内や周辺にごみの散乱などはなかった。というのも、これまではなかったエコステーションを、イベント会場内でどこに配置するのが効果的か、またその見せ方は、など事前にしっかり検討できたことが良かったのだと捉えている。
    また、イベントの当日スタッフの方々が積極的に動かれており、エコステーションの運営にも気をかけてくださった。いっぱいになったごみ袋の交換なども手伝ってくれたため、今後も同様にイベントからごみを減らす取り組みを続けるとなれば、自立して運営を行えるポテンシャルが十分にあるという印象を受けた。