Tabula Rasa

イベント名

case 7

    1.概要
  • 開催場所 屋外:公園
  • 参加者数(推定) 約1,500人
  • 出店店舗数 15〜20店舗
  • 内容
  • イベントの実施が初めてで「ごみの扱いは全くわからない」という主催団体の方と協議を進めて実施。

    ・ブース出店15店舗中8店舗がリユース食器を使用して食品を提供。
    ・燃やすごみ/残さい/ペットボトル/カン/ビン でごみを分別回収
    ・ごみ分別の表記を視覚的にわかりやすく掲示
    ・受付ブースにて、ごみ持ち帰り用の袋を配布(飲食が途中の方の持ち帰りを想定)
  •                                                                        
    リユース食器の種類と数
  • カップ 大(450ml) 1000個
  • カップ 小(280ml) 200個
  • どんぶり 中(650ml) 200個
  • どんぶり 小(550ml) 200個
  • 平皿(直径19cm) 430皿
  • スプーン 150個
  • その他 残さい用ザルバケツ
    回収場所表示用のぼり
    リユース食器回収用コンテナ
    ごみステーションまたはリユース食器回収運営
  • スタッフ(休憩交代メンバー含む)4人
  • スタッフの役割 エコステーション内でのごみ分別呼びかけ、
    ごみ袋の交換と集積所への移動、食器の運搬、
    調理ブースへの配布、回収ブース設営、
    食器の回収と呼びかけ、回収した食器の処理
  • サポート実施によるゴミの量の変化
  • ごみ

    ビフォアー

    (概算) 使い捨て食器を使用、エコステーションにスタッフ配置をしなかった場合
    90Lごみ袋 およそ60袋
  • ごみ

    アフター

    燃やすごみ 約33kg(90Lごみ袋18個分)
    ほか、資源化できるものとして
    ・残さい、水分 46kg
    ・ペットボトル 2kg
    ・カン 2kg
    ・ビン 19kg
    が分別回収された。
    成果
  • 【リユース食器】
    イベントの出店者説明会の際に今回の取り組みに関する説明の時間をいただき、実際にリユース食器を手に取って出店者の方々に利用を検討していただいた。それもあって利用に関する混乱などはなく実施ができた。
    ただ当日会場での販売品目には、リユース食器を使用しないこととした店舗にて使い捨て容器がさまざま使用されており、リユース食器でも代替可能なもの関してはまだまだイベントでごみを減らす取り組み実現への余地があると感じた。

    【エコステーションでの分別回収】
    以前同じ会場であったイベントでのフィードバックとして、ごみの分別表記が見やすくなるよう、表示のデザインと掲示方法を工夫した。
    エコステーション前の道が来場者の列で混雑しがちで、並んだごみ箱の横からごみを捨てる人の動きもある中、分別の表示を正面以外からでも視認しやすい掲示に工夫をしたため、来場者自身が間違えずに分別を進めてくれるケースがほとんどであった。

    【ごみ持ち帰り袋】
    利用した来場者はほぼいなかった。
    理由としては、今回の使用用途を「飲食が途中のものを持ち帰る際の、空容器ポイ捨て防止」を想定しての配布だったのだが、来場者の多くはその場で飲食を終え、食べ終わった容器は会場内のエコステーションで廃棄をしていたからと推測する。また、配布場所も、飲食エリアと離れた受付に限定していたため、持ち帰り袋を受け取りに行く人がほぼいなかったのだと想定できる。