Tabula Rasa

イベント名

case 4

    1.概要
  • 開催場所 屋外:公共施設
  • 参加者数(推定) 約800人
  • 出店店舗数 10店舗
  • 内容
  • 入退場口が限られている会場でのイベント。 主催メンバーが運営するドリンクブースでリユース食器を導入することにした。 ごみ箱は、飲食エリアにエコステーションとして配置したことと、ライブ会場の出入り口そばに小規模で設置した。
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  • 以前の取り組み
  • ・すべて使い捨て容器を使用
    ・イベント主催者側でエコステーションにアルバイトスタッフを数名配置
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  • 今回の取り組み
  • ・ドリンクを販売するブースでリユースカップを使用
    ・エコステーションにエコスマボランティアスタッフを計6名配置
    リユース食器の種類と数
  • カップ 大(450ml) 【ビール、カクテル、ジュース】 500個
  • その他 残さい用ザルバケツ リユース食器回収場所表示用のぼり 環境配慮の取組に関する説明掲示 リユース食器回収用コンテナ
    ごみステーションまたはリユース食器回収運営
  • スタッフ(休憩交代メンバー含む)6人
  • スタッフの役割 エコステーション内でのごみ分別呼びかけ、
    ごみ袋の交換と集積所への移動、食器の運搬、調理ブースへの配布、
    回収ブース設営、食器の回収と呼びかけ、回収した食器の処理
    成果
  • 従来の運営ではエコステーションにほぼ専属のスタッフを数名配置しており、役割を遂行してはくれたものの、イベント運営部分に関わらせてあげられないことに主催者はジレンマを感じていた。今回はエコスマスタッフがエコステーション運営に入ったことで、イベント側のスタッフとして集まったメンバーは会場での運営の役割にしっかり取り組むことができた。

    ドリンクの販売について、リユース食器を使って提供するブースと、従来通りプラカップを使用するブースがあり、エコステーションではプラカップを手にした方が分別に悩んでいる様子が数回見られた。
    空のプラカップを手に「これはリユース?燃えるごみ?もしかしてペットボトル素材?」と悩んでいたということで、分別表示のわかりやすさを求める必要があることがわかった。
    *今回のケースでのごみ分別表示は、主催者が資材をレンタルした業者が用意したもので、ごみ箱に「もえるごみ」など文字をつけるタイプ。リユース食器ブースはそれらの横に並べ、のぼりや回収箱への表示を分けていたことで見やすくしつらえていた。