Tabula Rasa

NPO法人タブララサは、2004年の設立から この度20周年を迎えました。
20年前、西川緑道公園をフィールドに「エコの要素を取り入れながら、もっとまちを楽しみたい！」と活動していた集まりは、「タブララサ」と名付けられました。

『タブララサ』という言葉がもつように、
「まっさらな状態」の心を持ち続け、
「真っ白のキャンバス」に思い思いの夢を描く若者たちが、
「出会った人や環境によってのびのびと育っていく」ー。
そんな営みが繰り返されてきたこの20年間でした。

タブララサが20周年を迎えたこの節目に思うことは、やはり、ありがとうございます…だけでなく、
『みんなも一緒におめでとう、嬉しいね』
といった気持ちです。

20周年の場を設けるに際し、たくさんの方々から「ラサとの思い出やエピソード」をお寄せいただきました（こちらはまた皆様にご紹介できるよう準備を進めております）。

みんなの中にラサがいる、この20年は、そうして関わってくださった全ての人との日々の積み重ねです。
いつも見守っていてくださり、ありがとうございます。

そして、去る3月16日には【法人設立20周年式典 及び 大同窓会】を開催いたしました。

当日は暖かな陽気の中、70名のご参列をいただき、盛会裡に執り行うことができましたことをご報告いたします。
式典内では、タブララサがお世話になった方々からのご挨拶に続き、歴代理事長のクロストークを通してタブララサのこれまでとこれからをお伝えいたしました。
お集まりいただいた方々はもちろん、あいにくご参加の叶わなかった皆様のお顔も思い浮かぶ中、いかに多くの愛に包まれることで成長してきた法人であるかを再認識させていただきました。

次は、西川キャンドルナイト。今年の開催で１９回目を迎えることとなります。
当日に向けて、延べ100人を超えるボランティアスタッフが関わることで西川緑道公園を彩る特別な一夜です。
5月4日（土）、心地よい夜風を感じながらぜひお散歩にいらしてください。
会場にはお越しいただけない方にとっても、心に優しいキャンドルのあかりが灯るような、素敵な一夜になることを願っております。

西川キャンドルナイト｜Nishigawa Candle Night

365日のうちのたった１日、西川に訪れる特別な夜、西川キャンドルナイト。 3,000個のリサイクルキャンドルの灯りの中、ジャズやボサノバを聴きながら、オーガニックワインを傾けて過ごすひと時。そんなスローな時間が実はとってもエコなのです。

タブララサはこれからも、若い世代を中心にこのまちで活動を進めてまいります。
それぞれの場所から、それぞれの気持ちで、タブララサに思いを寄せ続けていただけたら嬉しいです。
またみなさまと交わることのできる機会を心待ちにしておりますため、私たちがお力になれることがありましたらいつでもご連絡をいただきたいです。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

＊岡山経済新聞社様の取材により、式典当日の様子や団体の活動を取り上げていただきました。こちらの記事もぜひご覧ください。