CASE-6case 6(取組事例)

    1.概要

  • 開催場所 屋外:公共施設
  • 参加者数(推定) 約1,000(2日間)人
  • 出店店舗数 5〜10店舗
  • 内容
  • SDGsの取り組みに関心の高い公民館・地域であることから、エコスマプロジェクトへ関心を寄せていただいた。 例年イベント後に大量に出るごみの処分が役員間の悩みとなっており、適切な対処ができていない状態だったため、ごみを出さないイベント運営の方針で実験的に取り組むこととした。
  • 以前の取り組み
  • ・無分別で会場内数カ所にごみ箱を配置
    ・全て使い捨て食器を使用
  • 今回の取り組み
  • ・会場内には参加者用のごみ箱を設置しなかった。
    ・受付で参加者全員にごみ持ち帰り用の袋を配布(岡山市が制作、繰り返し使用できる素材のエコバッグ)。
    ・ほどんどの店舗でリユース食器を使用(ただし一部店舗では使い捨て容器も併用で選べるようにした)。
    ・事前の運営会議でエコスマの取組について紹介の時間を設けた。

リユース食器の種類と数

  • カップ 大(450ml) 【フランクフルト】50個
  • カップ 小(280ml) 【焼き鳥、水】 400個
  • コーヒカップ(230ml) 【コーヒー】 50個
  • 平皿(直径19cm) 【カレー、たこ焼き】 250皿
  • はし chopsticks膳
  • スプーン 【カレー】 200個
  • その他 残さい用ザルバケツ
    回収場所表示用のぼり
    環境配慮の取組に関する説明掲示
    リユース食器回収用コンテナ

ごみステーションまたはリユース食器回収運営

  • スタッフ(休憩交代メンバー含む)(1日目のみ)3人
  • スタッフの役割 食器の運搬、調理ブースへの配布、回収ブース設営、
    食器の回収と呼びかけ、回収した食器の処理

成果

  • 2日程のうち、初日はタブララサスタッフがリユース食器回収ブースにいることとし、2日目は食器の貸し出しだけを実施。食器を扱うオペレーションはイベント主催者と出店者に任せることとした。結果として、1日目はもちろんのこと、2日目のリユース食器導入でも混乱はなくスムーズに運営ができていた。

    イベント後も会場周辺にごみの投棄はなく、ごみの持ち帰りに関して混乱は生じていなかった。

主催者の声
主催者の声

タブララサさんのご提案で、環境に配慮した取り組みができました。リユース食器については、使いにくいという意見などはなく、模擬店の担当者から「来年もまたやってほしい」との声がありました。
実は毎年、まつりの後の片付けで大量に出てしまったごみをどう処分するか、役員の中で揉めていたんです。それが今回は、掲示物に使ったテープなどしかごみが出なかったので、終わってみるとたった2つのごみ袋にまとまっていました。
使い捨ての食器をやめるとこんなに運営が楽なんですね。ぜひまた来年からも取り組みを続けていきたいです。

参加者の声
参加者の声

ごみを出さないのは罪悪感がなくていいですね

参加者の声2
参加者の声

いつもは紙コップで提供されるコーヒーが、しっかりしたコーヒーカップでいただけたので、冷めにくくておいしく感じられました。