1 アイデアの概要・コンセプト
玉野の街を活性化させるためには、県内外に玉野の魅力を広く深くPRする必要があると考える。少子高齢化や人口減少が続く玉野に多くの人を集めるために、現在、全国的に地域活性化のキーワードとなっている「シティセールス」に着目し、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などを利用した動画配信などの活動を実施し、国内外から人が集まるまちづくりを目指します。
2 アイデアの着想点・提案理由・提案の背景
私たちは4月から授業「課題研究」で玉野の活性化をテーマに研究をすすめてきました。研究を通じて、玉野市は全国でもめずらしい玉野市独自の取り組みで子どもから高齢者まで、住みやい街づくりを目指していることを知りました。うのずくり実行委員会」など民間団体では、市内の空き家に全国からクリエーターを移住させる取り組みを進めており、東京や埼玉からすでに5組以上の家族の移住を支援しています。
市役所へのフィールドワークでは、活性化させるための究極の目標は人口を増やすことだとお聞きしました。そのために「シティセールス」をキーワードに、玉野の魅力を動画配信することを考えました。またfacebookなどのSNSを活用して情報発信に取り組むアイデアを考えました。
地域を活性化させるためには3つのものが必要だといわれています。それは、「よそ者」、「若者」「ばか者」です。私たち高校生が、何事にも挑戦する若さと、何事にも物怖じしない良い意味での「ばか者」として、玉野市以外の「よそ者」の皆さんと繋がり、交流することで、街の活性化につなげたいと考えます。
3 提案する具体的な事業内容
1.USTREAMによる生動画配信
・玉野の魅力を世界中に配信する。
・地域のイベント、魅力的なスポットなどを紹介。
・シティセールスの一環として、全国(世界)からの移住者を募る
(資料1「タマノミクス~シティセールスはじめました~ 」をご覧下さい。)
2.FACEBOOKページを活用した「地域密着型」の情報提供
・観光スポット、各種イベントの紹介など。
4 アイデアの実施・運営方法、地域との連携方法
1.USTREAMによる生(ライブ)動画配信
・番組放送は基本的に毎週木曜日の5・6時間目に実施。
・不定期的にイベントにあわせてスペシャル番組の放送。
・放送は本校生徒商業研究発表グループのメンバーで行う。
・玉野市広報政策課や地域商店街などと連携して魅力的な番組作りを行う。
2.FACEBOOKページを活用した「地域密着型」の情報提供
・基本的に毎日更新し玉野市のホットな話題を提供する。
・玉野市広報政策課や地域商店街などと連携してシティセールスに繋がる誌面づくりを心がける。
5 期待される効果
1.USTREAMによる生(ライブ)動画配信
・玉野に関する最新の情報を提供することで魅力的な情報発信が行える。
・SNSなどを通じて他地域や幅広い世代の方々に玉野の魅力を伝えられる。
・動画配信がそのまま地域や商店街のCMとなり集客に繋がる。
2.FACEBOOKページを活用した「地域密着型」の情報提供
・玉野に関する最新の情報を提供することで魅力的な情報発信が行える。
・SNSなどを通じて他地域や幅広い世代の方々に玉野の魅力を伝えられる。
・FACEBOOKページがそのまま地域や商店街のCMとなり集客に繋がる。
6 このアイデアにかける思い
玉野市の抱える問題のひとつに少子高齢化があります。1975年には約8万人だった玉野市の人口は、現在6万人台となっており、このままだと2050年には4万人を切るとも言われています。アイデアを作成するまでは、少子高齢化の側面だけ捉え、マイナスのイメージを持っていましたが、県外から玉野に魅力を感じ移住される人が少なくないことを知りました。またちょうど瀬戸内国際芸術祭が玉野と直島で開催されることで、国内外の観光客が多く玉野を訪れました。
玉野市に一番必要なことは、もともと持っている観光資源、魅力的な人やモノなどを伝え、多くの人に玉野に実際に来ていただくことだと考えます。
玉野市の活性化を実現するために、私たちができることは何かを考え、人を呼び込むしかけを考えることでまちの活性化を考えました。